ASAメールvol.240 2025年9月17日

 

奄美大島の海


「奄美の公園から振り返る20年」FK

ASAメールが20周年となりました!

10年後、20年後もASAメールが皆さんのお手元に届くように、学生ライターとして先輩方のバトンをつなげていきます!

私にとって、20年といえば地元の風景が大きく変わったことです。

私の地元は奄美大島という離島で、小さい頃はおばあちゃんの家の近くの小さな公園によく行っていました。

そこで氷鬼をしたり、かくれんぼをして、たまに公園の目の前にある商店で

駄菓子や棒アイスを買っていました。

そのあと何度か引っ越しをしたので、久しぶりにその公園に行ったとき、ガラッと変わっていてびっくりしました!

犬のフンだらけだった砂場や暗い影を落としていた木々はなくなり、

代わりに滑り台がついた遊具や屋根のついた休憩所がありました。

前より格段に遊びやすく、きれいな公園になっていました。

正直、見慣れた景色が変わるのは寂しさもありました。でもこれからの子どもたちは、この景色が当たり前になっていくんだと思うと、私も何度も新しくなったあの公園を思い出すたびに慣れていくだろう、と思っています。

商店は昔と変わってなくて、安心しました。同じ場所でも変わるものもあれば、変わらないものもある。

私はより良いほうに変わっていくのは寂しいけれど、好ましいと思っています。身近で変化が少ないように思えた地元ですら、振り返ると想像もできなかった変化がありました。

きっとこれからも「ここが変わったの!?」と新たな驚きをもって生きていけるのではないのかなと思っています。

20年を振り返って、一日一日をその地で過ごしていくというのは、退屈なことではなく、変化にも気付けるという楽しさがあるのだと感じました。



 

 


20年の時を超えて変わるもの、変わらないもの」FA

 ASAメールは今年で20歳を迎えます。

20年前の2005年(平成17年)、皆さんはどこで、どんな日々を過ごしていましたか?

当時の私は7歳。今は懐かしいビデオテープを見ながら、歌って踊るのが大好きでした。2005年といえば「たまごっちブーム」。クリスマスには、祖父が朝から並んで買ってくれたピンクのたまごっちが、何よりの宝物でした。

あの頃と今で大きく変わったものの一つが、コミュニケーションの手段ではないでしょうか。

20年前は折りたたみ式の携帯電話が主流でしたが、まだ持っていない人も多く、子ども同士の連絡といえば家の固定電話。仲の良い友だちの番号をいくつも暗記していました。手紙や年賀状もよくやりとりしていて、お正月にはどれくらい届くか楽しみにしていたものです。

2008年、日本に初めてiPhone(スマートフォン)が登場したときは、「指で操作するなんて不思議なケータイだな」というのが最初の印象でした。まさか数年後、スマホがここまで広まるなんて、誰も想像していなかったのではないでしょうか。今ではスマホひとつで行政手続きから買い物、暇つぶしまで、あらゆることができるようになりました。その一方で、電子的なやりとりが増え、手書きの文字に込められた温かさに触れる機会は減ってきたように思います。最近では「年賀状じまい」という言葉も聞かれます。年に一度、相手を思って文字を綴る日本の習慣が、少しずつ姿を消していくのかもしれません。

ASAメールはこれからも紙面で皆さまにお届けしていきます。紙だからこそ伝わる温もりを大切に、これからも皆さまに寄り添える存在でありますように。





千人町O様の愛猫。

もうすぐ5か月で、すくすく育って3キロに。




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