ASAメールvol.215 2023年8月16日 9月8日は桑の日

 


「桑の青汁」とは?桑の日を前に NN

  八王子は明治以前、江戸時代から甲州街道沿いの宿場町として栄えてきましたが、明治以降には生糸生産のための桑の町として発展し、八王子市内には桑に関連する遺産もいくつか現存しています。そんな八王子と深く関わりのある桑ですが、創輝株式会社は八王子で「創輝」という桑を生産して「桑の青汁」を作っています。飲む桑とはどのようなものなのでしょうか。創輝株式会社の社員の方にお話を伺いました。

 そもそも青汁というと、にがかったりまずかったりというイメージが思い浮かびます。しかし創輝さんの桑の青汁では桑を原料にすることで苦手を意識させない味の青汁「創輝王」を開発したそうです。また桑の葉にはミネラル成分も豊富で、今の暑い季節には汗で出ていってしまうミネラル補給にも効果的で、夏にピッタリの飲み物でもあります。そして何よりも興味深いのは創輝さんがホームページで公開されている桑の青汁を使ったお料理レシピです。ここには創輝王を使った飲み物や食べ物、スイーツといったレシピが公開されており、それも誰でもできる作りやすいものとなっています。夏におすすめなのは桑冷やしうどんや桑のわらび餅風おやつ、桑ムースだそうで、夏バテ対策に活用してみるのも良さそうです。

 創輝さんではこうした桑の青汁の他にも桑の飴や桑茶も商品化して売り出しており、桑の飴はこの度八王子限定パッケージを作成し、高尾山の天狗のイラストが印刷されており八王子の土産品にもなるよう工夫されています。味についても昔ながらの直火製法を採用しどこか懐かしさを感じるような味となったそうです。

 9月8日は98(くわ)ということで、桑の日とされています。桑の日には創輝株式会社の本社で創輝さんと創価大学の共同で9月8日、9日の二日間でイベントも開催される予定で、桑が食べられることを知ってもらうべく来場者の方々に楽しんでもらえるような企画も進められています。桑の日を前に、桑の青汁に挑戦してみて八王子にゆかりのある桑について知ってみてはいかがでしょうか?


「みんなのそばに栄養を-創輝を使ったレシピ-UI

 みなさん、こんにちは。UIです。去年の夏にご紹介させていただいた「創輝王」を覚えていますか?日本唯一の食用桑であり、栄養も愛情もたっぷり、その上とっても美味しい創輝。ちなみに、カルシウムが牛乳の約33倍、カリウムがバナナの6倍、マグネシウムが納豆の3倍などとされています。粉末状にしたものを青汁として呑むことで日々の健康を手助けしてくれます。今回は98日、99日に開催される桑の日のアピールということで、さらに美味しく健康を保つことができる創輝王を使ったレシピをご紹介させていただきます。実際に私も作ってみました。とても簡単なものもあったので、もっと桑を美味しく、そして身近に感じていただければ嬉しいです。

創輝王を作っている会社、創輝株式会社のYouTubeチャンネルの再生リストにたくさんのレシピが載っています。ズッキーニのバター焼き、桑冷やしうどん、桑の青汁ムースなど、色々なものに混ぜたり、かけたりしておかず、主食、デザートまで作れちゃうそうです。青汁特有の苦みが無いので何でも合うみたいですね。すごいです。

私は卒論の休憩につまめるように「桑トリュフチョコレート」を作りました。ホワイトチョコレートに創輝を混ぜて作るのですが、レンジ調理なのですごく簡単でした。ホワイトチョコレートのまろやかな甘みと創輝のふんわりとした苦みが相性抜群。美味しいのに栄養たっぷりなんて最高ですね。それから匂いもとっても良くて、作り途中に思わず食べたくなりました。今度はわらび餅風の桑おやつを作ってみたいなと思います。

また、チョコレートを丸めてトリュフにする時や、トリュフにしたものに創輝をまぶす工程は、子どもと一緒にやったらきっと楽しいと思います。子どもと一緒に料理をして、思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

 桑トリュフチョコレート レシピ動画   https://youtu.be/u4VKbvFv3Rc

使用したのは、桑の葉パウダー「創輝王」とホワイトチョコレート


鮮やかな緑色のチョコレートになりました。

自分でパッケージも作って完成!

桑の青汁、桑の葉パウダーを使用したレシピ動画URL

わらび餅風桑おやつ https://youtu.be/5WZZtosL1OI

桑ムース https://youtu.be/jSVFZv40f-M

桑ぜんざい https://youtu.be/FVAbE37eBFs

桑かき氷・桑サイダー https://youtu.be/WWOekyWsuB0

桑冷やしうどん https://youtu.be/VWr9LO-fhbQ


この他にも沢山のレシピが紹介されています。





「『知恵』の集まる桑の日イベント」 KD

  こんにちは。KDです。今回は98日に行われる、第二回桑の日イベントについて宣伝したいと思います。9(く)8(わ)の日ということで、まさに八王子の桑のための日だと感じます。今回は、私が所属する創価大学と、八王子の桑の葉で商品開発を進める創輝株式会社様とのタッグでイベントが開催されます。私も文学部西川ハンナゼミの一員として、イベントを盛り上げていきたい所存です。

 西川ハンナゼミの企画では、ハンナ先生はじめ先輩方の尽力で制作された「八王子今昔雙六」でのアトラクションを考えております。このすごろくでは、JR八王子駅周辺を中心に行われているイベントやお店が紹介されており、遊ぶだけでも八王子の魅力に気づけるような素敵なボードゲームとなっています。

 西川ハンナゼミでは、社会福祉を中心に学びを深めており、その学びを実際に地域イベントに出るなどをして、実践から学びを深めています。現代日本社会は発展をしているからこそ、複雑な問題がたくさん現存しています。その中の一つには、人間のつながりの希薄化から生じている孤立や孤独感の増加があります。それは、一人で問題を抱え込むことで悩みが助長され、自殺や孤独死などの問題の原因となっているといえます。

 私が生まれるだいぶ前の学園ドラマ『三年B組金八先生』の「人という字は、人と人とが支え合っている姿を表したもの」という名言が、現代日本にこそ響いてほしいです。

 社会福祉学はそのような、人間が抱える問題に真っ向から向き合おうとする挑戦的かつ実践的な学問だとつくづく実感しています。この桑の日イベントでも、八王子を盛り上げると共に、「つながりを生む」という大事な側面もあります。なので、ぜひ軽い気持ちで立ち寄って地域交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 また、このイベントには西川ハンナゼミの他にも、経営学部の野村ゼミや理工学部の丸田ゼミなど、あらゆる学問の専門家たちが、その学問領域の観点から、創造力溢れる企画が行われます。

 桑の花言葉には「知恵」という言葉があります。八王子の桑から生まれた「知恵」の産物を味わっていただけるようなイベントとなるに違いありません。また、子どもの為の企画もあるので、ぜひご家族でお立ち寄りください。

 





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