ASAメールvol193 2021年10月16日

シュリーマンで町おこし!?

ASAメールVOL.191で紹介しました、八王子を訪れ たことのある考古学者シュリーマンの生誕200周年を記念し、創価大学文学部インターゼミ桑都プロジェクトが中心としたシュリーマンをテーマに八王子を盛り上げる様々なイベントを今回はもう少し詳しくご紹介します。
桑都プロジェクトは、専攻やゼミ、学年の垣根を超えて文学部の幅広い学びを生かし地域活動をしています。今年は、八王子を訪れたことのある考古学者シュリーマンの生誕200周年を記念し、シュリーマンを梃にまちおこしをテーマに八王子を盛り上げる様々な活動をしています。今回は、三つの活動について紹介します。

 一つ目は、つるや製菓さんとコラボした、シュリーまんです。お饅頭にシュリーマンの顔がデザインされ、期間限定で2022215日まで販売されています。すでに販売されており、もう食べられてる方もいらっしゃると思います。かわいらしいシューリーマンが描かれていて、販売直後からかわいいと多くの方から反響を頂いております。

CHさんが更に詳しくご紹介します。
 
二つ目は、八王子駅北口のくまざわ書店八王子店の5階にシュリーマンフェアと題し学生選書コーナーを、第一弾が本日1016日から1031日まで展開されます。さらに学生選書を購入された方に先着100名様に記念品としてブックカバーとしおりをご用意しています。学生たちが作ったポップやポスターも是非ご覧になってください。
RYさんが更に詳しくご紹介します。
 
三つ目は、まちなか休憩所八王子宿にて113日から1114日まで「ドイツと八王子・知られざる交流展~シュリーマンと肥沼信次~」が開催されます。
八王子とドイツの双方に関わりのあるシュリーマンと肥沼博士の企画展示の他に、桑都プロジェクトの活動模様を紹介、東京富士美術館にて開催中の「古代エジプト展・古代遺跡写真展」の展示準備の際に実現したエジプト博物館オリヴィア・ツォーン副館長へのインタヴュー、そして学生ライター部の活動も紹介する予定です。
117日には、東京富士美術館にて行われるオンラインイベント「シュリーマンが見た風景~江戸末期の八王子~」のライブビューイング、シュリーマンと肥沼博士の紙芝居も実施されます。
KSさんが更に詳しくご紹介します。


創価大学文学部インターゼミ桑都プロジェクト
    Instagram: soka_sotoproject
    Twitter: @SokaSotoProject





C
H「シュリーまん絶賛販売中」

八王子で大人気の都まんじゅうと創価大学桑都プロジェクトのコラボ企画、シュリーマンをモチーフにした焼印付きのお饅頭「シュリーまん」を10月1日より販売開始しました。
シュリーまんは、1個 35円(10個入り 350円)
※10個セットにはシュリーまんが2個入ります。
※11時以降に焼印を押しますのでお昼頃にお店に行くとシュリーまんを購入できます。
桑都プロジェクトでは、シュリーマンを梃子に八王子地域の街おこしに取り組んでおり、来年2022年1月6日にはシュリーマン生誕200周年を迎えます。
そこで、シュリーマンのイラストをモチーフとした焼印付きのお饅頭を地域おこしのシンボルとして販売することで、地域の活性化に貢献したいと思い「シュリーまん」販売することになりました。
今回は「シュリーまん」焼型デザインのこだわりポイントをご紹介します。
シュリーまんの焼型デザインは、桑都プロジェクトデザイン担当の学生が一から作り上げたものです。デザインのこだわりは、見た人がシュリーマンに親しみを持てるようなイラストです。シュリーまんを見た瞬間に、可愛い!と思っていただけるよう、目の大きさ、顔のバランスなどをミリ単位で調整しています。また、シュリーマンの特徴であるメガネ、髭、蝶ネクタイを強調したデザインになっています。
焼型デザインを作成する上では、4センチ以内にしなければならないという制約があり、入れたい文字を入れることができなかったり、細かい調整が多かったりと苦労した点も多かったとのことです。シュリーまんをお買い上げの際は、こだわり抜いたイラストに注目していただけると幸いです。 
 
私たちの想いが詰まった「シュリーまん」
10月1日から販売開始したばかりにも関わらず、既にものすごい反響をいただいており、ただただ驚くばかりです。
発売に至るまでは、地域の皆さんがシュリーまんに興味を持っていただけるのか不安でしたが、私たちの取り組みを多くの方々が応援してくださっており感謝しております。
 
シュリーまんは、2月15日までの期間限定販売です。 
八王子駅周辺にお越しの際は、ぜひ、つるや製菓にお立ち寄りください。
 
可愛いシュリーまんが皆さんをお待ちしております。







 RY「学生インタビュー
     くまざわ書店選書企画の裏側」

  皆さんこんにちは!本記事では、創価大学桑都プロジェクト書店企画の学生リーダーS・Iさんへのインタビューを紹介します。企画の経緯や苦労した点、八王子市民の皆様へのメッセージなど、ここでしか聞けない書店企画の裏側に迫っていきたいと思います。
 
   初めにS・Iさんご自身のことについてお聞きしました。表現文化を学ぶために大学に入学し、現在は哲学ゼミや、アフリカ文化を学ぶ部活に所属している学生リーダーは、自分の選んだ本を書店の本棚に並べたい、という純粋な気持ちから書店企画への参加を決めたそうです。
 
   次に、実際に企画を進めていく中で苦労した点について教えて頂きました。選書に関しては、シュリーマンという軸でいかにジャンルを広げて本を選んでいくか、に悩んだそうです。読みやすさを考えたり、夢・戦争・語学などシュリーマンに関するキーワードから本のジャンルを広げ、くまざわ書店の店長さんからのアドバイスも受けながら、最終的にはシュリーマンの著書、歴史、考古学、ギリシャ、語学、料理、哲学、子ども向け、その他小説など幅広いジャンルから45冊が選書されています。
  
   S・Iさんは、シュリーマンが語学を学ぶときに暗唱した『イリアス』、遺跡発掘の為の資金を武器輸出によって得たというシュリーマンの暗い一面から『戦争と経済の本質』、シュリーマンが訪れた国が絵で描かれた『旅の絵本』、夢を叶えるという繋がりでお笑い芸人鉄拳さんの『それでも僕は夢を見る』など計7冊を選書しています。気になる本ばかりです。
 
   また、いかに目を引くポップをデザインできるか、についても苦労したそうです。学生同士でたくさんのアイデアを出す中で、シュリーマンが八王子を訪れた幕末の時代感を出す為に、本棚の色合いを考えたり、和風な千代紙や筆ペンを使うなど統一感のある空間作りを目指して工夫を凝らしました。
 
 最後に、S・Iさんから八王子市民の皆様へのメッセージです。「たくさんの方に選書コーナーを見て頂きたいです。シュリーマン自身、トロイの遺跡を見つけたいと思った夢のきっかけは、父からもらったある一冊の本の挿絵だったそうです。一冊の本がシュリーマンにとって大きなきっかけとなり人生を変えたように、そういう1冊に少しでも多くの人が出会えたらいいなと思います。さらに、シュリーマンは八王子の旅を興味深い旅として本に書いています。選書コーナーの隣で八王子の歴史コーナー企画も行われているので、より市民の皆様に八王子について深めてもらえる機会になればと思います。私も企画に取り組む中でシュリーマンの持つ目的観を知り、自身も学校の授業等に対して目的観を持つことで取り組む姿勢も変わることを学びました。選書コーナーに来て下さる方の人生が豊かになるきっかけになって欲しいと思います。」
 
くまざわ書店選書コーナーは、1016日土曜日より、くまざわ書店5Fでスタートします。5Fまでの階段にあるポスターや、目を引くポップのデザイン、本棚の色合いやレイアウトなど、学生さんの工夫がたくさんつまった素敵な空間も是非お楽しみください。

 







KS「ドイツと八王子・知られざる交流展 
                 代表者インタビュー」

 113日(水・祝)から1114日(日)にかけて、「まちなか休憩所 八王子宿」にて、「ドイツと八王子・知られざる交流展~シュリーマンと肥沼信次~」が開催されます。この展示は、ドイツと八王子それぞれにゆかりのあるシュリーマンと肥沼信次博士を紹介する企画で、学生ライター部も所属している「創価大学文学部インターゼミ桑都プロジェクト」によって主催されます。ASAメールはもちろんのこと、今までの桑都プロジェクトの活躍を目一杯振り返ることができる展示ですが、なんと今回、そんな「知られざる交流展」の代表を務める学生への独占インタビューに成功しましたので、そちらの模様をお届けいたします!

 

——今回の展示の注目ポイントを教えてください。

 なんといっても「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」さんとのコラボであることです。シュリーマンと肥沼信次博士、今までなかなか市民の皆さんに知られてこなかった両者を紹介できる機会が得られて、とても嬉しいです。また桑都プロジェクトとしても、今までの活動を皆さんにお見せすることができ、大変喜んでおります。

 

——どのような経緯で、「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」とのコラボに至ったのでしょうか?

 まず「まちなか休憩所 八王子宿」さんが、大学生に展示スペースを貸し出していることを知ったことに端を発します。そのスペースで桑都プロジェクトとして何か展示ができないだろうかと考えているさなか、「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」さんの存在が目に入りました。八王子とドイツの双方に関わりのあるシュリーマンと肥沼博士を、もっと多くの人に知っていただけないかという思いで企画展示のコラボをお願いし、実現することができました。

 

——展示の内容を詳しく教えてください。

 シュリーマンの紹介では年表から彼の生涯を紐解き、そんな偉人が八王子に来たことがあるんだと多くの人に感心していただけるかと思います。桑都プロジェクトのコーナーでは、「くまざわ書店八王子」さんにて行われる学生選書コーナー(10/16~)の活動の模様を紹介し、東京富士美術館にて開催中の「古代エジプト展・古代遺跡写真展」の展示準備の際に実現したエジプト博物館オリヴィア・ツォーン副館長へのインタビューを写真付きで取り上げます。桑都プロジェクトで活動歴のもっとも長い学生ライター部の活動とその反響も紹介する予定です。

 また、117日には東京富士美術館にて行われるオンラインイベント「シュリーマンが見た風景~江戸末期の八王子~」のライブビューイングの開催や、「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」さんの、シュリーマンと肥沼博士についての紙芝居の実施も予定しております。

 

——最後に、読者の方々にメッセージをお願いします。

 現在のコロナ禍で、大学生がどのようなことをしているのか分からない方も大勢いるのではないかと思います。そのような方々に、学生たちが八王子のこんなことに興味を持っているんだよ、ということを知っていただきたいなと思っています。私たち学生も、今回の展示を機に地域の方々と関わって、八王子のことをもっと知って、八王子をもっと好きになっていきたいと思っています。皆様のお越しを心よりお待ちしております!







 

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